良い家を最小限のコストで建てるための知識

最終更新: 2月15日

家の価格は面積に最も左右されるため、

コストを抑えるためには、

出来るだけ家をコンパクトにすることが、重要なポイントとなります。


とはいえ、住みやすさを保ちつつ

家をコンパクトにすることは、

決して簡単なことではなく、

そのためには、

必要なスペースは残しつつ、

不必要なスペースだけを

省いていく必要があります。



☑子供部屋について考える


子供部屋を2階につくるのと、

同じぐらい当たり前になっているのが、

子供部屋の広さを6帖にすることです。


しかし、子供部屋は

本当に6帖も必要なのでしょうか?


というのも、6帖の部屋は、

3.51m×2.6mが実際使える広さなのですが、

例えば、この中に幅90cmのシングルベッドと

幅90cmの学習机を置いたとしても、

まだ1.5帖ぐらいの余白が出来るからです。


もちろん、どの部屋も、

少しでもゆとりがある方がいい

というお気持ちはよく分かります。


しかし、1.5帖部屋の広さが違うだけで、

家の価格が45万円も違ってくるとしたら?

そして、その部屋が2つあるとしたら?


いずれ子供たちは家を出て行くでしょう。

ですから、その点も考慮しつつ、

子供部屋の広さを決めるように

していただければと思います。



☑寝室について考えてみる


寝室に関しても、

モデルハウスのような10帖もの広さが

本当に必要なのでしょうか?


例えば、6帖の部屋には、

ダブルベッドを2つ並べておくことが出来ます。

6帖の広さが3.51m×2.6mなのに対し、

ダブルベッドを2つ並べた時の寸法は、

2.8m×2mだからです。


それゆえ、寝室も無駄に広くつくる

必要はないんですよね。

ただ寝るだけの部屋だし、

荷物はウォークインクローゼットに

全て片付けるでしょうし、

婚礼タンスやドレッサーを置くこともないし

テレビも壁掛けが一般的なわけですからね。



☑床面積を増やすと!?


また、無駄に広い部屋にすると、

余ったスペースに

なにかを置こうとしてしまうため、

逆に家が散らかりやすくなり、

片付けもしにくい家になってしまいます。

そこに置くものを買うにしても、

お金がかかるわけですからね。


例えば、子供部屋であれば、

余ったスペースがあれば、

そこにソファーやテーブルなどを

置きたくなるでしょう。


また、リビングダイニングを広くすれば、

ダイニングテーブルとソファーとの間に

無駄な余白が出来ることになります。


結果、間違いなく子供たちが

自分たちの荷物をここに置きます。

そして、ランドセルや習い事道具などが

いつも放置されたままの

空間になってしまいます。


そのため、子供部屋や寝室はもちろんのこと、

例えリビングダイニングといえど、

無駄に広げる必要はないということ、

なんですよね。


もちろん、そうするためには、

収納を使いやすい場所につくるとか、

子供部屋を使いやすい場所につくるといった

間取り工夫は必要になってきますが・・・


いかがでしたでしょうか?


良い家を、コストを抑えながら建てるためにも、

固定概念にとらわれず、家づくりをする前に

部屋の数や部屋の広さについても、

夫婦で話し合ってみていただければ思います。


最新記事

すべて表示

家と庭の予算圧縮に欠かせない要素

家の価格は、面積に最も左右されます。 面積が大きくなれば、家の価格は高くなるし、 面積が小さくなれば、家の価格は安くなる ということですね。 そのため、家の品質や性能を損なうことなく 家の価格を最小限に抑えるためには、 家をコンパクトにする必要があります。 とはいえ、ただ単にコンパクトにしただけでは、 使いにくく住みにくい家に なってしまう可能性があるので、 カットしていいところとしてはいけないと

家づくりを最も左右するコストとは?

今後、日本はよりいっそう 少子高齢化問題が深刻になっていきます。 具体的には、 社会保険や税金といった給料の天引きが増えていき、 なのに、逆に将来支給される年金は減っていくでしょう。 そのため、私たちは自分たちの未来のために、 元気で働ける若い時から、 コツコツと貯蓄していく必要があります。 そして、その貯蓄資金を捻出するために、 家づくりの費用を少しでも抑えることを、 みんなが真剣に考える必要が

30代・40代の平均貯蓄額っていくら?

“SMBCコンシューマーファイナンスは、 30〜40代の金銭感覚に関する調査結果を発表した。 「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が 前年比6ポイント増の23.1%になり、 平均貯蓄額も同52万円減の195万円に低下。 同社は「景気回復が働き盛りの賃金上昇につながっていない」 と分析している。 貯蓄額の平均は30代が前年比4万円減の194万円なのに対し、 40代は同120万円減の196万円だった。”