全期間固定の住宅ローンは本当に良い商品?

更新日:2021年2月15日

金利は安ければ安いほど、支払利息が少なくなります。

そのため、より多くの資金を銀行から借り入れしなければいけない方ほど

本来は、金利が安い商品を選ぶべきです。


しかし、より多くの資金を

銀行から借り入れしなければいけない方というのは、

それほど多く自己資金を準備することが出来ず、

かつ土地購入も同時に行わなければいけない状況であるため、

目先の金利の安さに重点を置いて住宅ローンを選ぶのではなく、

リスクが最も少ない商品を選ぶようにすべきです。


つまり、銀行から借り入れする金額が大きいほど、

少々金利が高く返済負担が上がってしまうとしても、

返済金額がずっと変わらない全期間固定型の

住宅ローンを選んだ方がベターであるというわけですね。

金利上昇リスクを回避しておいた方がいいからです。


これまで貯金癖がついていなかった方が、

家を建てたことをキッカケとして

急にお金が貯められるようになるわけではないし、

そんな中、先が読めない不安定な返済計画を立ててしまったら、

破綻するリスクだけが高くなってしまいますからね。


また、現在は変動型商品と全期間固定型商品の

金利差がそれほどないということも、

全期間固定をオススメさせていただく

大きな理由でもあります。


とはいえ、取り扱う銀行によって貸出条件も違うし、

選ぶ商品を間違えてしまうと、

後から取返しがつかなくなってしまうことも

あり得る話なので、ここからは、

この全期間固定型商品の注意点について

お伝えしていきたいと思います。



☑初期費用が余分にかかる


まず一つ目の注意点が

変動型商品には必要がない余分な手数料が

初期費用として掛かってくるということです。


この費用も、銀行によってちがってくるので、

金額は一概には言えないのですが、

一般的には、借入額の2%が必要となります。


2500万円借入するとしたら50万円ですね。

となると、土地や家に使える予算が、

その分だけ減ってしまうということになります。


そのため、このような手数料が掛かることも

資金計画に組み込んでおく必要があります。



☑借りすぎてしまう


そして、最も怖い失敗は、

住宅ローンを借りすぎてしまう事です。


とりわけ、フラット35という住宅ローンは、

銀行が貸してくれる金額よりも

はるかに多くの金額を貸してくれるため、

身の丈以上のローンを組んでしまいやすい商品でもあります。


一般的に、銀行では、

年収400万円の方が貸してもらえる金額は、

2000万円~2200万円ぐらいとなりますが、

これがフラット35になると、

3800万円もの金額を最大で貸してくれるようになります。



また、夫婦の収入合算をして

借入される方も数多くいらっしゃいますが、

合算して収入が600万円になった場合、

銀行が貸してくれる金額は、

3000万円前後になるのに対し、

フラット35では、5800万円もの金額を

最大で貸してくれるようになります。


しかし、その状況に甘えて、

身の丈以上の多くの金額を借りてしまったとしたら、

間違いなく建てた後に、

そのしわ寄せがやってくることになります。


そのため、借りても良い金額と銀行が貸しておいてくれる金額を、

資金計画によって見極めなければいけないのです。



いかがでしたでしょうか


こちらが全期間固定型商品を選ぶ際に、

注意しておくべきポイントです。


ということで、予算設定と住宅ローン選びは、

家づくりで非常に大切なことなので、

家の事や土地の事ばかり気を取られずに、

しっかりと現実を見つめながら

考えるようにしてください。


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