ドアと窓のコストを合理的にカットする方法

大きさが同じの家を、

全く同じ性能でつくろうとしても、

その価格は建てる家の形状によって異なります。


例えば、30坪の平屋を建てる場合、

縦横の長さが共に10mで建てる場合と、

縦が20m・横が5mで建てる場合とでは、

後者の方が、圧倒的に家の価格が高くなってしまいます。


縦横共に10mの家は外周の長さが40mなのに対し、

縦20m・横5mの家は外周の長さが50mになり、

後者の方が、工事面積が大きくなってしまうからです。


また、たとえ同じ面積の家だったとしても、

ドアの数が10本の家と20本の家とでは、

ドアのコストが大きく違ってくるし、

窓が10コの家と20コの家では、

窓のコストが大きく違ってきます。


そのため、不必要なドアや窓を削ることも、

最小限のコストで最大限に豊かな家をつくるために、

必要不可欠な要素となってきます。



☑ドアの数を減らすための2つの方法



その1:廊下をなくす


廊下は、部屋と部屋とをつなぐためにあるのですが、

部屋と部屋をダイレクトでつなぐことが出来れば、

必然的に廊下はいらなくなります。


そして、廊下がなくなれば、

廊下分の面積をカット出来るだけじゃなく、

同時にドアの本数も減らすことが出来ます。

部屋と部屋がダイレクトにつながった結果、

別の部屋に行くために、

一度廊下に出なくてよくなるからです。


その2:収納をまとめてつくる


収納で大切なことは、

「管理しやすいこと」なのですが、

小さな収納をあちこちにつくってしまうと、

どこに何を置いたのかが、

分からなくなってしまいやすくなります。

複雑になればなるほど、

頭の中に記憶しておけなくなるからです。


また、小さな収納の多くが、

奥行きが深い収納だと思いますが、

奥行きが深い収納は、

手前の余ったスペースにモノが置けないため、

広さの割にたいして収納出来ません。


あるいは、手前のスペースにまで、

無理矢理つめこんでしまうと、

奥に置いてあるものが分からなくなるし、

奥のものを取り出すのが面倒くさくなり、

さらに、ものが増える原因となってしまいます。

そして、余計管理しにくくなってしまいます。


そのため、収納は出来るだけ

まとめてつくることを

オススメさせていただいています。

その結果、必然的に収納のドアが減る

というわけですね。



☑窓を減らす鍵は「カーテン」をなくすこと


窓の数を減らすためには、

光が採り込めて、かつ風を通すことが出来る

窓だけをつくるようにしないといけません。


そして、この2つの実現のためには、

カーテンがいらない窓をつくらないといけません。

カーテンをつければ光が遮られるし、

カーテンが開けられなければ風が通らないからです。


そのため、周囲からの視線を感じにくい

間取りづくりが出来るかどうかが、

大きな鍵になってくるというわけですね。


いかがですか?

言われてみると確かにそうだな・・

と思われた部分もあったのではないでしょうか?


ということで、生活の質を一切落とすことなく、

最小限のコストで最高に住みやすい家をつくるためにも、

その秘訣の一つである

“ドアと窓を合理的にカットする方法”を、

ぜひ覚えておいていただければと思います。

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