日当りが悪い土地には良い家は建てられない?

最終更新: 2月15日

南以外の道路に接している土地は、

日当りが悪そうな気がしてしまいます。


というのも、その土地の南には、

光を妨げる家が建っていたり、

もしくは、いずれ建つとなれば、

光が入らなくなりそうだからです。


また、家が密集する分譲地の場合、

南以外の東や西にも隣家が建つことになるため、

余計に暗い家になりそうな気がします。


そのため、たとえ価格が安かったとしても、

誰も率先して選ぼうとしません。


しかし、そういった土地は、

本当に明るい家を建てることは難しいのでしょうか?


もちろん、北道路の場合は、

南に寄せて家を建てることになるため、

一番南にリビングを配置し、

その南面に大きな窓をつくってしまうと、

想像通り薄暗い家になってしまうでしょう。


隣家との距離が十分に取れないからです。


また、それを補う為に、

東や西にも大きな窓を作ったとしても、

それはそれで、周囲からの視線が気になるため、

結局カーテンが開けられなくなってしまいます。


つまり、固定概念の固まりのような家を建ててしまうと、

想像通り、非常に住み心地の悪い家になってしまう・・・

ということですね。


ですので、このような住宅が密集している土地で、

家を建てる場合は、

光の採り込み方を工夫しなければいけません。


☑リビングを南に配置しないという選択肢


多くの方が、どんな土地であろうとも、

南にリビングを配置しようとしますが、

少し柔軟に考えていただき

リビングを北に配置してみると、

見違えるぐらい格段に明るさが増すことになります。


なぜなら、この場合、

リビングの南となる家の真ん中に外をつくり、

そこから太陽の光を採り込むからです。


家の真ん中で、光を採る空間をつくれば、

南、東、西に建っている隣家から、

十分な距離を開けることが出来るようになるため、

どの方向からも太陽の光が入ってきます。


また、その空間からは、

直射日光だけじゃなく、

外壁に反射した間接的な光までもが、

家の中に入ってくることになります。


結果、一日中電気をつけなくても、

自然の光だけで明るい家が出来上がります。


周囲からの視線も気にならないし、

外や空を家の中から眺めることが出来るし、

間取りも分かりにくくなるため、

防犯性も格段にアップすることになりますからね。


☑外構代、土地代の両方をカット出来る!


さらに、窓の作り方を工夫したお家は、

結果的に家のデザイン性も高くなるため、

塀や目隠しといった余分な外構工事を

カットすることが出来ます。


また、土地が持つ条件に

家が左右されなくなるということは、

わざわざ、高額なお金を出して

日当りが良い、価格が高い土地を、

購入する必要がなくなるということでもありますし、

売れにくい日当りが悪い土地を

より安く購入できる可能性も高くなります。


ということで、

土地を探す時には、

南道路や日当りが良い土地に

こだわらないようにしていただければと思います。


土地の日当りと家の明るさは

比例するわけではなく

土地に必要以上にお金を出すのは

勿体無い事ですから。

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