家の価格を坪単価で判断してはいけない理由

最終更新: 2月15日

最小限のコストで家づくりをするためには、

土地、家、エクステリアの3つの項目すべてを、

バランス良くカットしなければいけないのですが、

土地やエクステリアのコストをカットするためには、

根本的に家のコストを最小限に抑える工夫をしなければいけません。



家のコストを無駄に上げてしまわないために、

まず知っておかないといけないことが・・・



☑家の価格を坪単価で判断しない


ということです。

坪単価が安ければ安いほど、

家の価格が高くなってしまうし、

なおかつ、電気代や固定資産税といった

維持費までも高くなってしまうからです。


例えば、あなたが同じ土地の上に、

20坪と40坪の2つのプランで

全く同じ仕様で家を建てると仮定しましょう。

この場合、2つのプランの坪単価は、

おおよそ10万円ほど違ってくることになります。


その最も大きな理由は水廻りです。

仮に200万円というコストがかかっているとしたら、

20坪の家の水廻りの坪単価は、

200万円÷20坪=10万円なのに対し、


40坪の家の水廻りの坪単価は、

200万円÷40坪=5万円となり、

家の大きさが違うだけで、

坪単価が5万円もちがってくることになるからです。


しかし、40坪の家は坪単価が安い反面、

総額は20坪の家に比べると圧倒的に高くなります。


20坪の家は、70万円×20坪=1400万円なのに対し、

40坪の家は、60万円×40坪=2400万円ですからね。


つまり、坪単価は、

家が大きくなればなるほど安くなり、

逆に、家が小さくなればなるほど高くなるのですが、

家の総額は、家が大きくなればなるほど高くなり、

逆に、家が小さくなればなるほど安くなるため、

家の価格を坪単価で判断してしまうと、

家の面積が大きくなりすぎてしまい、

結果的に高い買い物をしてしまう可能性が高くなる

というわけ、なのです。


また、家の面積が大きくなれば、

一生涯払い続けることになる

固定資産税も高くなってしまうし、

冷暖房にかかる電気代も高くなってしまいます。



☑同じ面積でも形で坪単価は違う?


また、坪単価は、

家の形によって異なってくるものです。




AとBは、形は違いますが、

同じ100㎡(30坪)の家です。

しかし、面積は同じであるものの、

家の周囲の長さが全然違います。


Aは、10m+10m+10m+10m=40m

Bは、5m+20m+5m+20m=50m


となると、AとBでは、

壁の工事面積が違ってくることになるため、

建築コストも違ってくることになりますよね。



☑家の価格は総額で判断する


「坪単価はいくらぐらいですか?」


こういったご質問を時々お受けいたしますが、

坪単価は土地の形状によっても異なるし、

家の形によっても異なるし、

建てる家の面積によっても異なるものです。


もちろん、使う材料によっても異なるものですし、

どこまでの工事費用がはいっているのかによっても

異なるものです。


そのため、土地や家のことを

何も知らない状況でいきなり質問されたとしても、

答えることが出来ないのが普通です。


家の価格は、坪単価ではなく、

総額で判断しなければいけません。


そうしないと予算オーバーを招いてしまうからです。


繰り返しお伝えしますが、

坪単価は、家が大きくなればなるほど安くなるものですし、

家が小さくなれば小さくなるほど高くなるものです。

他方、家の価格は家が大きくなればなるほど高くなるし、

家が小さくなればなるほど安くなるものです。


そして、光熱費や固定資産税も、

家が大きくなればなるほど高くなるし、

家が小さくなればなるほど安くなるものです。



ということで、

イニシャルコストとランニングコストの両方を

最小限に抑えるためにも、

出来るだけ家はコンパクトにした方が良い

ということを覚えておいていただければと思います。


坪安価で家の価格を判断してしまうと、

結果的に、イニシャルコストもランニングコストも、

高くなってしまうだけですから。



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